炭酸飲料を飲むと骨がとけるって本当ですか?


骨の無機成分であるリン酸カルシウムは,強い酸に合うと溶けてしまいますが,炭酸飲料を飲んでも,炭酸がそのまま骨に吸収されることはありません。血液の酸度を表わすpH(水素イオン濃度)は病気にならない限り常に弱アルカリ性に保たれており、食べ物や飲み物では変化しません。
ただし、コーラなどはリンを大量に含んでいるため,飲み過ぎるとカルシウムが体外に排出されてしまいます。リンはカルシウムと仲がよすぎて、すぐ一緒になってしまうのです。骨の中でもリン酸カルシウムとして結晶になっています。もしもリンをたくさんとって、腸の中でカルシウムと結合した場合、やはり結晶になるので吸収されて体の中には入らず、そのまま便の中にでていきます。つまりリンの摂取過剰はカルシウムの吸収を阻害するので、リンは取り過ぎないほうがよく、大体カルシウムの2倍ぐらいが良いといわれています。